【徹底比較】米国高配当株ETF(HDV・VIG・VYMなど)はどれを選ぶべき?

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悩んでいる人

米国高配当株ETFはどれを選ぶべき?

このような悩みに答えます。

本記事の内容
  • HDV・SCHD・SPYD・VIG・VYMとは?
  • HDV・SCHD・SPYD・VIG・VYMの比較
  • HDV・SCHD・SPYD・VIG・VYMどれがいい?
  • 投資信託・ETFの買い方
  • HDV・SCHD・SPYD・VIG・VYMに関するQ&A

HDV・SCHD・SPYD・VIG・VYMは米国の高配当株が多く含まれているETFです。

高配当株が多く含まれている点は同じですが、投資対象や手数料、銘柄数などが異なります。

結論から言うと、銘柄数が最も多く、業種もバランス良く構成されているVYMがおすすめです。

本記事では、HDV・SCHD・SPYD・VIG・VYMの概要やどれを選ぶべきかについて詳しく解説します。

なお、米国高配当株ETFに投資するには証券口座を開設する必要があります。

まだ口座を開設していない方はこれを機に開設しておきましょう。

【おすすめのネット証券】

三井住友カード利用者SBI証券
>> SBI証券のメリット・デメリットについて解説
楽天カード利用者楽天証券
>> 楽天証券のメリット・デメリットについて解説
au PAY カード利用者三菱UFJ eスマート証券
>> 三菱UFJ eスマート証券のメリット・デメリットについて解説
dカードまたは上記3つ以外のカード利用者マネックス証券
>> マネックス証券のメリット・デメリットについて解説
目次

HDV・SCHD・SPYD・VIG・VYMとは?

HDV

名称iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF
運用会社ブラックロック社
目標とする指数(ベンチマーク)モーニングスター配当フォーカス指数
経費率(手数料)0.08%
銘柄数75
取扱い可能な証券会社SBI証券、楽天証券、マネックス証券、三菱UFJ eスマート証券など

HDVは、ブラックロックが運用する「iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF」というETFです。

サイト管理人

米国の高配当株75銘柄に投資します。

主にエネルギー、生活必需品、ヘルスケアなど、景気の影響を受けにくいディフェンシブセクターの銘柄を中心に構成されている点が特徴です。

景気が悪化しても大きく落ち込むリスクが少ないため、安定した定期収入を求める投資家にとって魅力的なETFと言えます。

SCHD

名称シュワブ米国配当株式ETF
運用会社チャールズ・シュワプ社
目標とする指数(ベンチマーク)ダウ・ジョーンズusディビデンド100インデックス
経費率(手数料)0.06%
銘柄数100
取扱い可能な証券会社SBI証券、楽天証券、マネックス証券、三菱UFJ eスマート証券など

SCHDは、チャールズ・シュワブ・インベストメント・マネジメントが運用する「シュワブ米国配当株式ETF」というETFです。

サイト管理人

幅広い業種の米国高配当株式100銘柄程度に投資します。

配当による収益と中長期的な値上がりを目指しつつ、幅広い業種の高配当米国株に分散投資ができることが特徴です。

SPYD

名称SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF
運用会社ステート・ストリート社
目標とする指数(ベンチマーク)S&P500高配当指数
経費率(手数料)0.07%
銘柄数80
取扱い可能な証券会社SBI証券、楽天証券、マネックス証券、三菱UFJ eスマート証券など

SPYDは、ステート・ストリートが運用する「SPDR®ポートフォリオ S&P500®高配当株式ETF」というETfです。

サイト管理人

米国市場を代表する500社で構成されるS&P500のうち、特に配当を多く出す80社に投資します。

また、SPYDは高配当株式を均等に近い割合で組み入れている点が特徴であり、1銘柄の組入比率は約1.25%ほどです。

VIG

名称バンガード・米国増配株式ETF
運用会社バンガード社
目標とする指数(ベンチマーク)S&P U.S. ディビデンド・グロワーズ・インデックス
経費率(手数料)0.05%
銘柄数300
取扱い可能な証券会社SBI証券、楽天証券、マネックス証券、三菱UFJ eスマート証券など

VIGは、バンガード社が運用する「バンガード・米国増配株式ETF」というETFです。

サイト管理人

このETFは、10年以上連続で毎年増配している米国企業に投資します。

組み入れ銘柄は安定した成長を続ける企業が多く、長期的な資本の増加や配当の持続的な成長が期待できるでしょう。

なお、VIGは高配当株ETFではなく増配株に投資するETFであるため、一般的な高配当株ETFと異なり、VIGの分配利回りは控えめです。

VYM

名称バンガード・ハイディビデンド・イールドETF
運用会社バンガード社
目標とする指数(ベンチマーク)FTSEハイディビデンド・イールド・インデックス
経費率(手数料)0.06%
銘柄数500
取扱い可能な証券会社SBI証券、楽天証券、マネックス証券、三菱UFJ eスマート証券など

VYMは、バンガード社が運用する「バンガード・ハイディビデンド・イールドETF」というETFです。

サイト管理人

平均以上の配当を出す500以上の米国企業に投資します。

VYMは500以上の銘柄で構成されている一方、リスクを抑えた分散投資を行っているため、分配利回りは他の高配当ETFと比較してやや低めです。

とはいえ、VYMは安定したパフォーマンスを誇り、長期的な資産形成を目指す方には十分に魅力的な選択肢となるETFです。

HDV・SCHD・SPYD・VIG・VYMの比較

組入銘柄

組入上位10銘柄は以下のとおり。

スクロールできます
HDVSCHDSPYDVIGVYM
エクソンモービル8.90%アッヴィ4.86%フィリップ・モリス・インターナショナル1.56%ブロードコム5.35%ブロードコム5.53%
ジョンソン・エンド・ジョンソン7.32%コカ・コーラ4.72%アッヴィ1.55%アップル4.75%JPモルガン4.13%
シェブロン5.71%アムジェン4.53%ハズブロ1.52%JPモルガン3.91%エクソンモービル2.63%
フィリップ・モリス・インターナショナル5.63%シスコシステムズ4.32%AT&T1.48%マイクロソフト3.57%ウォルマート2.34%
P&G5.24%ファイザー4.22%CVSヘルス1.44%ビザ2.95%ホーム・デポ2.25%
コカ・コーラ4.70%ベライゾン・コミュニケーションズ4.18%エバーソース・エナジー1.43%ユナイテッドヘルス・グループ2.59%P&G2.15%
ペプシコ3.98%テキサス・インスツルメンツ4.16%ケンビュー1.43%エクソンモービル2.46%ジョンソン・エンド・ジョンソン2.02%
メルク3.92%ブリストル・マイヤーズ スクイブ4.01%エクセロン1.42%マスターカード2.37%アッヴィ1.79%
アトリア・グループ3.89%シェブロン3.95%コンソリデーテッド・エジソン1.41%コストコ2.25%バンク・オブ・アメリカ1.69%
シスコシステムズ3.70%ペプシコ3.92%ミッド・アメリカ・アパートメント・コミュニティーズ1.41%ウォルマート2.21%ウェルズ・ファーゴ1.44%
2025年3月時点

SPYDは均等加重型で銘柄比率がほぼ同じですが、他は時価総額加重型であり、時価総額が大きい企業ほど比率が高くなります。

手数料

HDV0.08%
SCHD0.06%
SPYD0.07%
VIG0.05%
VYM0.06%

手数料はどれも大差ありません。

分配金の利回り

HDV2.79%
SCHD3.88%
SPYD4.03%
VIG1.99%
VYM2.76%
2025年3月時点
分配金とは?

分配金とは、投資信託から支払われる配当金のことです。

投資信託は、保有する資産(株式や債券など)から得られる配当金や利息を受け取ります。

これらの収益が投資信託の利益となり、投資信託の決算時に運用益の一部を投資家に還元する際に支払われます。

VIG以外の分配金の利回りは3〜4%ほどであり、SPYDは特に高いです。

VIGは高配当株ではなく増配株に投資するETFなので他よりも低くなっています。

業種

生活必需品10.60%
エネルギー9.40%
ヘルスケア14.30%
公益事業6.60%
情報技術9.10%
一般消費財10.20%
金融20.40%
資本財13.20%
素材2.00%
コミュニケーション・サービス4.20%
スクロールできます
業種HDVSCHDSPYDVUGVYM
生活必需品27.88%14.1%14.73%11.33%10.60%
エネルギー24.64%11.8%7.04%2.85%9.40%
ヘルスケア15.96%17.1%6.62%14.38%14.30%
公益事業11.27%0.0%17.50%2.06%6.60%
情報技術10.44%8.6%0.0%24.91%9.10%
一般消費財3.05%9.4%3.84%6.10%10.20%
金融2.83%19.0%14.54%22.37%20.40%
資本財2.24%12.7%2.32%11.68%13.20%
素材1.31%2.8%5.55%3.62%2.00%
コミュニケーション・サービス0.0%4.4%4.09%0.69%4.20%
2025年3月時点
各業種の特徴

【情報技術】

テクノロジー、ソフトウェア、ハードウェア、インターネットサービスなど

【ヘルスケア】

医薬品、バイオテクノロジー、医療機器、医療サービスなど

【一般消費財】

自動車、アパレル、レジャー、インターネットおよびダイレクトマーケティング小売など

【金融】

銀行、保険、証券、資産運用など

【コミュニケーション・サービス】

メディア、エンターテインメント、通信サービスなど

【資本財】

航空宇宙、防衛、建設、製造業など

【生活必需品】

食品、飲料、家庭用品、タバコなどの生活必需品を提供する企業

【エネルギー】

石油、ガス、エネルギー設備など

【公益事業】

電力、ガス、水道などの公共サービスを提供する企業

【不動産】

不動産投資信託や不動産開発、不動産運営を行う企業

【素材】

化学製品、建設資材、パッケージング、金属、鉱業など

全体的に大きな偏りは見られませんが、個別に見ると特徴が浮き彫りになります。

たとえば、HDVは生活必需品やエネルギー、ヘルスケアなど、景気の影響を受けにくい業種の割合が大きく、安定的なリターンを期待しやすい構成です。

サイト管理人

一方、VIGは情報技術と金融だけで50%近くなり、成長性の高い業種に依存しています。

このような構成は、経済成長が続くときには大きなリターンを得やすいですが、景気後退時には業績が影響を受けやすくなる可能性もあります

増配率

過去3年過去5年過去10年
HDV5,5%4.8%5.3%
SCHD9.5%12.0%11.1%
SPYD-3.0%1.8%
VIG11.8%9.6%8.9%
VYM7.0%5.3%6.8%
2025年3月時点

※SPYDは2015年10月21日に運用が開始されたETFなので、過去10年の増配率のデータはありません。

全体的にどの高配当株ETFも増配傾向にあることが分かります。

新NISAの対象

つみたて投資枠成長投資枠
HDV×
SCHD×
SPYD×
VIG×
VYM×
つみたて投資枠、成長投資枠とは?

新NISAでは、年間投資枠120万円の「つみたて投資枠」と年間投資枠240万円の「成長投資枠」が設けられています。

つみたて投資枠ではつみたて投資のみ行えますが、成長投資枠では一括投資とつみたて投資の両方が可能です。

そのため、つみたて投資に年間最大360万円あてることもできます。

なお、新NISAにおける非課税保有限度枠は1,800万円であり、最短5年で全ての枠を埋められます。

どの銘柄も成長投資枠でのみ投資可能であり、つみたて投資枠は利用できません。

HDV・SCHD・SPYD・VIG・VYMどれがいい?

VYMがおすすめ

どれを選べば良いか迷ったらVYMがおすすめです。

VYMは米国の高配当企業を対象に構成されており、その銘柄数は約500銘柄と、他の高配当株ETFと比較して非常に多いのが特徴です。

例えば、HDVは約75銘柄、SPYDは約80銘柄と比較的少数精鋭ですが、VYMは銘柄数が多いため、一部の企業の業績悪化がポートフォリオ全体に与える影響を抑えやすく、長期的な安定性が期待できます。

さらに、VYMの業種構成はバランスが良く、金融・ヘルスケア・消費財・テクノロジーなど、さまざまな業種に分散されています。

サイト管理人

特定の業種に大きく依存しないため、景気変動による影響を受けにくいのも強みです。

分配金の利回りは他の高配当株ETFに比べると控えめですが、その分長期的な安定性が高いため、安心して長期保有したい方にとって最適な選択肢となるでしょう。

組み合わせるのもあり

HDV・SPYD・VYMを組み合わせるのも選択肢の1つです。

増配率はVYM > HDV > SPYDとなっている一方で、実際の分配金の利回りはSPYD > HDV > VYMという関係にあります。

つまり、長期的に見ればVYMは安定した増配が期待できる一方、短期的にはSPYDの方が分配金の利回りが高く、HDVはその中間に位置します。

長期的な資産形成を目指しつつ、短期的な配当収入も意識する場合、以下のような比率で組み合わせるとバランスが取れるでしょう。

  • VYM(長期的な増配を重視):50%
  • SPYD(短期的な利回りを重視):25%
  • HDV(バランス型):25%

投資信託・ETFの買い方

投資信託・ETFの買い方は以下のとおり。

投資信託・ETFの買い方
  1. 証券口座を開設する
  2. 投資信託・ETFを購入する

①証券口座を開設する

投資信託・ETFを購入するには証券口座を開設する必要があります。

多くのネット証券ではNISA口座での取引手数料が無料になったので、使用するクレジットカードによって証券口座を選ぶと良いでしょう。

NISA口座(非課税口座)とは?

証券口座には課税口座(一般口座と特定口座)とNISA口座(非課税口座)があります。

課税口座で投資を行い利益を得たら20%の税金がかかりますが、NISA口座で投資を行えば税金がかかりません。

三井住友カード利用者SBI証券
>> SBI証券のメリット・デメリットについて解説
楽天カード利用者楽天証券
>> 楽天証券のメリット・デメリットについて解説
au PAY カード利用者三菱UFJ eスマート証券
>> 三菱UFJ eスマート証券のメリット・デメリットについて解説
dカードまたは上記3つ以外のカード利用者マネックス証券
>> マネックス証券のメリット・デメリットについて解説
サイト管理人

クレジットカードで積立するとポイントが還元されます。

なお、マネックス証券のポイント還元率は1.1%とトップクラスの還元率を誇ります。

三井住友カードや楽天カード、au PAY カードを持っていない方は、マネックスカードを作成してマネックス証券を利用すると良いでしょう。

②投資信託・ETFを購入する

投資信託の購入方法

証券口座を開設したら投資信託を積立購入します。

つみたて投資枠、成長投資枠とは?

新NISAでは、年間投資枠120万円の「つみたて投資枠」と年間投資枠240万円の「成長投資枠」が設けられています。

つみたて投資枠ではつみたて投資のみ行えますが、成長投資枠では一括投資とつみたて投資の両方が可能です。

そのため、つみたて投資に年間最大360万円あてることもできます。

なお、新NISAにおける非課税保有限度枠は1,800万円であり、最短5年で全ての枠を埋められます。

ETFの購入方法

証券口座を開設したらETFを購入します。

ETFの注文方法は個別銘柄と同じですが、海外ETFに関しては「外国株式取引口座」の開設が必要な証券会社もあるので、国内ETFと海外ETFに分けて紹介します。

サイト管理人

外国株式取引口座とは、外国株式や外国投資信託等を売買する際に開設が必要な口座のことです。

【国内ETF】

  • SBI証券:「Webページにアクセス」→「国内株式」→「ETF・ETN」
  • 楽天証券:「Webページにアクセス」→「国内株式」
  • マネックス証券:「Webページにアクセス」→「商品・サービス」→「株式取引」
  • 三菱UFJ eスマート証券:「Webページにアクセス」→「お取引」→「現物株式」

【海外ETF】

  • SBI証券
  • 楽天証券
    • 外国株式取引口座の開設は不要
    • 「Webページにアクセス」→「外国株式」→「海外ETF」
  • マネックス証券:
  • 三菱UFJ eスマート証券

なお、米国ETFなどの海外ETFの購入方法として、「円貨決済」と「外貨決済」の2種類があり、外貨決済の方が低コストなので、外貨決済を選ぶと良いでしょう。

HDV・SCHD・SPYD・VIG・VYMに関するQ&A

得られた分配金は課税される?

外国資産(株式・不動産)や外国資産に投資を行う投資信託から得られた分配金に対して、投資先の国ごとに所得税に相当する税金(以下「外国所得税」)がかかる場合があります。

NISA口座(非課税口座)を利用しても国内での課税(20.315%)は非課税にできますが、外国所得税は免除されません。

サイト管理人

例えば、米国企業に投資する投資信託の分配金には、米国で10%の税金がかかります。

なお、分配金は外国所得税が源泉徴収された後に入金される仕組みであるため、個人が特別な手続きを取る必要はありません。

加えて、オルカンなどの基本的に分配金を支払わない投資信託は、源泉徴収された後に自動で分配金が再投資されます。

課税口座(一般口座、特定口座)を利用している場合はどうなる?

課税口座を利用している場合、分配金に対して二重に課税されます。

例えば、米国企業に投資する投資信託の分配金には、米国で税金(10%)が源泉徴収された後に国内分(20.315%)が課税されます。

なお、二重課税となっている場合は、特定口座(源泉徴収あり)でも確定申告することで外国税の一部または全部を取り戻すことが可能です。

外国税額控除の詳細については「No.1240 居住者に係る外国税額控除」をご覧ください。

円貨決済?それとも外貨決済?

外貨決済がおすすめです。

円貨決済外貨決済
米ドルの準備方法証券会社が代行自分で購入
為替手数料の
発生タイミング
米国株の購入時・売却時どちらも米ドルの購入時
米ドル→円への外貨両替時

円貨決済は、円→米ドルへの外貨両替を証券会社が代行してくれるので、自分で米ドルを購入する手間はなくなりますが、取引ごとに為替手数料が発生します。

1回あたりに発生する為替手数料は同額ですが、円貨決済は取引回数が多くなるほど為替手数料が発生するので、長期的に考えると外貨決済がお得です。

サイト管理人

外貨決済は米ドルを自分で購入する必要はありますが、外貨両替のときにしか為替手数料が発生しません。

米国高配当株ETFのメリットは?

米国の高配当ETFは、日本の高配当ETFよりも配当利回りが高い傾向があります。

サイト管理人

特に、SPYDのように利回りを重視するETFは、4%〜5%を超えることもあります。

また、米国企業は株主還元を重視する文化があり、連続増配企業が多いため、ETF全体としても増配が期待しやすいです。

対して、日本企業は歴史的に内部留保を重視する傾向が強く、25年以上増配を続けている企業は花王の一社のみです。

このような違いから、長期的な増配と安定した配当収入を狙うなら、米国の高配当ETFの方が有利な選択肢となります。

まとめ

今回は米国高配当株ETFはどれを選ぶべきかについて解説しました。

本記事の内容
  • HDV・SCHD・SPYD・VIG・VYMとは?
  • HDV・SCHD・SPYD・VIG・VYMの比較
  • HDV・SCHD・SPYD・VIG・VYMどれがいい?
  • 投資信託・ETFの買い方
  • HDV・SCHD・SPYD・VIG・VYMに関するQ&A

どれを選べば良いか迷ったらVYMがおすすめです。

VYMは米国の高配当企業を対象に構成されており、その銘柄数は約500銘柄と、他の高配当株ETFと比較して非常に多いのが特徴です。

さらに、VYMの業種構成はバランスが良く、金融・ヘルスケア・消費財・テクノロジーなど、さまざまな業種に分散されています。

分配金の利回りは他の高配当株ETFに比べると控えめですが、その分長期的な安定性が高いため、安心して長期保有したい方にとって最適な選択肢となるでしょう。

なお、米国高配当株ETFに投資するには証券口座を開設する必要があります。

まだ口座を開設していない方はこれを機に開設しておきましょう。

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