【徹底比較】ニッセイ外国株式とeMAXIS Slim 先進国株式どっちに投資すべき?

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悩んでいる人

ニッセイ外国株式とeMAXIS Slim 先進国株式どっち?

このような悩みに答えます。

本記事の内容
  • ニッセイ外国株式とは?
  • eMAXIS Slim 先進国株式とは?
  • ニッセイ外国株式とeMAXIS Slimの比較
  • ニッセイ外国株式とeMAXIS Slimどっち?
  • ニッセイ外国株式とeMAXIS Slim両方はあり?
  • 投資信託の買い方
  • ニッセイ外国株式とeMAXIS Slimに関するQ&A

ニッセイ外国株式とeMAXIS Sim 先進国株式は、どちらも先進国の株式に投資できる投資信託です。

目標とする株価指数は「MSCIコクサイ・インデックス」であり、日本以外の先進国22ヵ国の株式約1,300銘柄から構成されます。

結論から言うと、どちらでも良いと言えるほど、この2つの投資信託に大きな違いはありません。

本記事では、ニッセイ外国株式とeMAXIS Sim 先進国株式どっちに投資すべきかについて詳しく解説します。

なお、ニッセイ外国株式やeMAXIS Slim 先進国株式に投資するには証券口座を開設する必要があります。

まだ口座を開設していない方はこれを機に開設しておきましょう。

【おすすめのネット証券】

三井住友カード利用者SBI証券
>> SBI証券のメリット・デメリットについて解説
楽天カード利用者楽天証券
>> 楽天証券のメリット・デメリットについて解説
au PAY カード、三菱UFJカード利用者三菱UFJ eスマート証券
>> 三菱UFJ eスマート証券のメリット・デメリットについて解説
dカードまたは上記4つ以外のカード利用者マネックス証券
>> マネックス証券のメリット・デメリットについて解説
目次

ニッセイ外国株式とは?

名称ニッセイ外国株式インデックスファンド
運用会社ニッセイアセットマネジメント
分類インデックス
目標とする指数MSCIコクサイ・インデックス
純資産額7,518億円
購入時手数料なし
信託財産留保額なし
信託報酬(手数料)0.09889%
成長投資枠対象
つみたて投資枠対象
販売会社ネット証券、総合証券、銀行など

ニッセイ外国株式インデックスファンドは、ニッセイアセットマネジメントが運用する投資信託です。

サイト管理人

2013年から運用が開始されており、運用実績が非常に豊富です。

目標とする株価指数は「MSCIコクサイ・インデックス」であり、日本以外の先進国22ヵ国の株式約1,300銘柄から構成されます。

人気・知名度が高く、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the year」では3回連続(2014年〜2016年)で第1位、4回連続で第2位(2020年〜2023年)に輝いています。

eMAXIS Slim 先進国株式とは?

名称eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
運用会社三菱UFJアセットマネジメント
分類インデックス
目標とする指数MSCIコクサイ・インデックス
純資産額8,374億円
購入時手数料なし
信託財産留保額なし
信託報酬(手数料)0.09889%
成長投資枠対象
つみたて投資枠対象
販売会社ネット証券、総合証券、銀行など

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは、三菱UFJアセットマネジメントが運用する投資信託です。

目標とする株価指数は「MSCIコクサイ・インデックス」であり、日本以外の先進国22ヵ国の株式約1,300銘柄から構成されます。

三菱UFJアセットマネジメント

また、時価総額加重平均を用いているため、時価総額の高い企業ほど組み入れ比率が大きくなり、米国が約75%を占めます。

なお、構成国から日本が除かれているのは、MSCIコクサイ・インデックスが日本人投資家向けに作られた指標だからです。

サイト管理人

日本の投資家が自国市場への投資を別途行うことを前提としている構成になっています。

日本を含めた先進国の株価指数として、「MSCIワールド・インデックス」があり、日本を含めた先進国の株式約1,600銘柄で構成されます。

ニッセイ外国株式とeMAXIS Slimの比較

運用方法

ニッセイ外国株式は、基本的に先進国の株式に直接投資します。

ニッセイアセットマネジメント

eMAXIS Slim 先進国株式も同様に、基本的に先進国の株式に直接投資します。

三菱UFJアセットマネジメント

運用方法はどちらも同じです。

組入銘柄

組入上位10銘柄は以下のとおり。

スクロールできます
ニッセイ外国株式eMAXIS Slim
アップル5.1%アップル5.0%
エヌビディア4.2%エヌビディア4.1%
マイクロソフト4.1%マイクロソフト4.1%
アマゾン2.8%アマゾン2.8%
メタ・プラットフォームズ2.0%メタ・プラットフォームズ1.9%
アルファベット A1.4%アルファベット A1.7%
アルファベット C1.2%テスラ1.2%
テスラ1.2%ブロードコム1.2%
ブロードコム1.2%バークシャー・ハサウェイ1.1%
バークシャー・ハサウェイ1.1%JPモルガン1.0%
2025年3月時点

組入銘柄はどちらも大体同じです。

純資産額

純資産総額は、組み入れられている株式や債券など資産の時価総額のことで、投資信託の規模を表します。

純資産総額が多いほど多くの人から投資されていることを意味します。

ニッセイ外国株式eMAXIS Slim
7,518億円8,374億円
2025年3月時点

純資産額はeMAXIS Slim 先進国株式の方が大きいです。

手数料

スクロールできます
ニッセイ外国株式eMAXIS Slim
購入時手数料無料無料
信託財産留保額無料無料
信託報酬0.09889%0.09889%
その他0,01%0.02%
実質コスト0.10998%0.11889%
各手数料の詳細

【購入時手数料】

購入時手数料は、投資信託を購入する際に発生する手数料です。

この手数料は購入時に一括で支払うもので、販売会社によって設定された割合に基づいて計算されます。

購入時手数料は一般的にパーセンテージで表され、最近ではノーロードと呼ばれる購入時手数料が無料の投資信託も増えています。

【信託財産留保額】

信託財産保留額は、途中で投資信託を抜ける解約料のようなものです。

たとえば信託財産保留額0.3%の投資信託を1万円で売却したら、30円が差し引かれて9,970円が戻ってきます。

【信託報酬】

信託報酬は毎日発生し、投資信託の純資産から日割りで引かれる形になります。

純資産:保有するすべての資産の合計額から負債を差し引いた額のこと

例えば、信託報酬が年率1%の投資信託に10万円投資したら、信託報酬は以下のようになります。

【信託報酬が年率1%の投資信託に10万円投資した場合】

  • 1年間で発生する信託報酬:約1,100円(10万円×1.0%+消費税)
  • 毎日発生する信託報酬:約3円(1,100÷365+消費税)
サイト管理人

この額が純資産から差し引かれます。

なお、信託報酬は自動的に差し引かれるため、投資家が直接支払うことはありません。

【その他】

購入時手数料や信託財産留保額、信託報酬以外の費用は「その他」に分類されます。

サイト管理人

その他の費用は一定ではなく、時期や運用状況、市場の動向によって変動します。

また、その他の費用は「隠れコスト」とも呼ばれ、通常の購入時手数料や信託報酬とは異なり、表立って見えないことが多いです。

そのため、交付目論見書や交付運用報告書といった公式な書類を確認しなければ詳細を把握できない場合があります。

手数料はニッセイ外国株式の方が低いです。

リターン

スクロールできます
ニッセイ外国株式eMAXIS Slim
2017年18.6%16.3%
2018年-11.1%-11.0%
2019年28.8%28.9%
2020年9.0%9.0%
2021年38.2%38.3%
2022年-5.5%-5.4%
2023年32.5%32.5%
平均15.79%15.51%
リターンとは?

リターンとは、ある期間における増減率を示す指標です。

年リターンが3%であれば1年間で3%増加、年利リターンが-3%であれば3%減少したという意味です。

リターンはニッセイ外国株式の方がわずかに高いです。

新NISAの対象

スクロールできます
つみたて投資枠成長投資枠
ニッセイ外国株式
eMAXIS Slim
つみたて投資枠、成長投資枠とは?

新NISAでは、年間投資枠120万円の「つみたて投資枠」と年間投資枠240万円の「成長投資枠」が設けられています。

つみたて投資枠ではつみたて投資のみ行えますが、成長投資枠では一括投資とつみたて投資の両方が可能です。

そのため、つみたて投資に年間最大360万円あてることもできます。

なお、新NISAにおける非課税保有限度枠は1,800万円であり、最短5年で全ての枠を埋められます。

どちらも新NISAの対象です。

ニッセイ外国株式とeMAXIS Slimどっち?

どちらでも良いと言えるほど、この2つの投資信託に大きな違いはありません。

運用歴、純資産総額、信託報酬(手数料)、リターンなどを比較しても、ほとんど差がないのが実情です。

どちらも日本を除く先進国株式に広く分散投資する投資信託で、MSCIコクサイ・インデックスに連動する点も共通しています。

サイト管理人

そのため、リスクやリターンの特性もほぼ同じと考えて問題ありません。

参考までに、過去の「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year」の順位を見てみると、以下のような傾向があります。

ニッセイ外国株式eMAXIS Slim
2013年10位外
2014年1位
2015年1位10位外
2016年1位10位外
2017年2位10位外
2018年1位2位
2019年4位3位
2020年2位7位
2021年2位6位
2022年2位5位
2023年2位6位
2024年3位4位
投信ブロガーが選ぶ!Fund of the yearとは?

投信ブロガーが本当に良いと思う投資信託を選び、ランキング形式で発表するイベントのこと。

2025年からは「個人投資家が選ぶ!Fund of the year」に名称変更されました。

これまでは投信ブロガー限定の投票でしたが、2025年からは個人投資家なら誰でも投票できるようになりました。

このように、どちらのファンドも長年にわたって高く評価されており、人気・実力ともに申し分ありません。

強いて違いを挙げるとすれば、ブランドの好みや、すでに持っている他のファンドとの相性といった、個人の嗜好に基づく部分になるでしょう。

「なんとなくeMAXIS Slimシリーズが好き」「ニッセイの方が昔から馴染みがある」といった理由で選んでも、まったく問題ありません。

どちらを選んでも堅実な国際分散投資が実現できるため、自分が納得して長期で持ち続けられる方を選ぶのがベストです。

ニッセイ外国株式とeMAXIS Slim両方はあり?

両方に投資するのはおすすめしません。

分散効果が得られるなら投資する価値はありますが、どちらも先進国の株式が投資対象であり、両方へ投資しても分散効果は全くありません。

また、投資信託を保有することにより手数料が発生しますが、複数の投資信託を保有することでそのコストがさらに増加することは避けたいところです。

複数の投資信託を保有することで、それぞれの手数料がかさみ、結果的に全体の投資効率が低下する可能性があります。

以上の理由から、ニッセイ外国株式かeMAXIS Slim 先進国株式のどちらかを選ぶのがおすすめです。

サイト管理人

これにより、コストを抑えつつ、シンプルで効果的なポートフォリオを構築することができるでしょう。

投資信託の買い方

投資信託の買い方は以下のとおり。

投資信託の買い方
  1. 証券口座を開設する
  2. 投資信託を積立購入する

①証券口座を開設する

投資信託を購入するには証券口座を開設する必要があります。

多くのネット証券ではNISA口座での売買手数料が無料になったので、どの証券会社を選ぶかは利用するクレジットカードの種類で決めるのがおすすめです。

NISA口座(非課税口座)とは?

証券口座には課税口座(一般口座と特定口座)とNISA口座(非課税口座)があります。

課税口座で投資を行い利益を得たら20%の税金がかかりますが、NISA口座で投資を行えば税金がかかりません。

三井住友カード利用者SBI証券
>> SBI証券のメリット・デメリットについて解説
楽天カード利用者楽天証券
>> 楽天証券のメリット・デメリットについて解説
au PAY カード、三菱UFJカード利用者三菱UFJ eスマート証券
>> 三菱UFJ eスマート証券のメリット・デメリットについて解説
dカードまたは上記4つ以外のカード利用者マネックス証券
>> マネックス証券のメリット・デメリットについて解説
サイト管理人

クレジットカードで投資信託を積立購入するとポイントが還元されます。

②投資信託を積立購入する

証券口座を開設したら投資信託を積立購入します。

つみたて投資枠、成長投資枠とは?

新NISAでは、年間投資枠120万円の「つみたて投資枠」と年間投資枠240万円の「成長投資枠」が設けられています。

つみたて投資枠ではつみたて投資のみ行えますが、成長投資枠では一括投資とつみたて投資の両方が可能です。

そのため、つみたて投資に年間最大360万円あてることもできます。

なお、新NISAにおける非課税保有限度枠は1,800万円であり、最短5年で全ての枠を埋められます。

ニッセイ外国株式とeMAXIS Slimに関するQ&A

S&P500におすすめの投資信託は?

おすすめの投資信託は「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」です。

S&P500に連動する投資信託の中で純資産額がトップであり、国内の約6,000本の投資信託の中でも最大の純資産額を誇ります。

手数料はほぼ最安であり、リターンも指数とかけ離れることなく高い水準を保っています。

特にこだわりがなければ「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」に投資しておくのが無難です。

詳しくは「S&P500に連動するおすすめの投資信託について解説」をご覧ください。

先進国株式とS&P500どっち?

リスクを抑えたいなら先進国株式、高いリターンを狙いないならS&P500がおすすめです。

先進国株式は、日本を除く先進国22カ国の株式で構成されており、米国だけでなく、欧州やオーストラリアなどの地域の企業も含まれています。

米国以外の先進国にまで投資対象を広げることで、米国市場が一時的に停滞した場合でも、他の地域の経済成長によって全体のリスクを低減することが可能です。

また、先進国全体の経済が安定しているため、特定の新興国のように急激な成長は見込めないものの、長期的な視点で見た安定的なリターンを期待できます。

一方、S&P500の特徴は、100%米国株で構成されていることで、イノベーションを生む企業が多く存在するため、今後も成長が期待されています。

米国市場は世界経済において大きな影響力を持っているため、S&P500への投資は、長期的に高いリターンを狙いたい人にとって魅力的な選択肢となります。

詳しくは「【徹底比較】eMAXIS Slim 先進国株式とS&P500どっち?」をご覧ください。

新興国株式はおすすめしない?

新興国の成長に期待し、その割合を柔軟に調整したい場合、新興国株式は有効な選択肢となるでしょう。

オルカンなどの全世界株式では、先進国と新興国を含めた47の地域にわたる株式約3,000銘柄に分散投資を行えます。

さらに、全世界株式では時価総額加重平均が採用されており、時価総額が大きい企業ほど組み入れ比率が高くなる仕組みが導入されています。

そのため、新興国の株式が成長し、時価総額が拡大すればするほど、全世界株式内での新興国の組み入れ比率も自然と大きくなります。

一方で、新興国株式には、新興国の割合を自分の投資方針に応じて柔軟に調整できるという大きなメリットがあります。

新興国は今後、人口増加が続くことが予想されており、これに伴って経済も着実に成長する可能性が高いとされています。

このような成長ポテンシャルを取り込みたい場合、新興国株式の比率を調整することで、自分に合ったリスクとリターンのバランスを図ることができるでしょう。

詳しくは「新興国株式はおすすめしないと言われる理由は?やめといた方がいい?」をご覧ください。

まとめ

今回はニッセイ外国株式とeMAXIS Slim 先進国株式どっちに投資すべきかについて解説しました。

本記事の内容
  • ニッセイ外国株式とは?
  • eMAXIS Slim 先進国株式とは?
  • ニッセイ外国株式とeMAXIS Slimの比較
  • ニッセイ外国株式とeMAXIS Slimどっち?
  • ニッセイ外国株式とeMAXIS Slim両方はあり?
  • 投資信託の買い方
  • ニッセイ外国株式とeMAXIS Slimに関するQ&A

どちらでも良いと言えるほど、この2つの投資信託に大きな違いはありません。

運用歴、純資産総額、信託報酬(手数料)、リターンなどを比較しても、ほとんど差がないのが実情です。

どちらも日本を除く先進国株式に広く分散投資する投資信託で、MSCIコクサイ・インデックスに連動する点も共通しています。

強いて違いを挙げるとすれば、ブランドの好みや、すでに持っている他のファンドとの相性といった、個人の嗜好に基づく部分になるでしょう。

「なんとなくeMAXIS Slimシリーズが好き」「ニッセイの方が昔から馴染みがある」といった理由で選んでも、まったく問題ありません。

どちらを選んでも堅実な国際分散投資が実現できるため、自分が納得して長期で持ち続けられる方を選ぶのがベストです。

なお、ニッセイ外国株式やeMAXIS Slim 先進国株式に投資するには証券口座を開設する必要があります。

まだ口座を開設していない方はこれを機に開設しておきましょう。

【おすすめのネット証券】

三井住友カード利用者SBI証券
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