
eMAXIS Slim 全世界株式と先進国株式どっちに投資すべき?
このような悩みに答えます。
- eMAXIS Slim 全世界株式とは?
- eMAXIS Slim 先進国株式とは?
- eMAXIS Slim 全世界と先進国の比較
- eMAXIS Slim 全世界と先進国どっち?
- eMAXIS Slim 全世界と先進国両方はあり?
- 投資信託の買い方
- eMAXIS Slim 全世界と先進国に関するQ&A
eMAXIS Slim 全世界株式とeMAXIS Slim 先進国株式は、どちらも三菱UFJアセットマネジメントが運用する投資信託です。
eMAXIS Slim 全世界株式は先進国(23ヵ国)・新興国(24ヵ国)の株式約3,000銘柄、eMAXIS Slim 先進国株式は日本以外の先進国22ヵ国の株式約1,300銘柄で構成されます。
結論から言うと、eMAXIS Slim 全世界株式と先進国株式どっちかで迷ったら、eMAXIS Slim 全世界株式がおすすめです。
本記事では、eMAXIS Slim 全世界株式とeMAXIS Slim 先進国株式どっちを買うべきか、両方はありかについて詳しく解説します。
なお、eMAXIS Slim 全世界株式やeMAXIS Slim 先進国株式に投資するには証券口座を開設する必要があります。
まだ口座を開設していない方はこれを機に開設しておきましょう。
【おすすめのネット証券】
三井住友カード利用者 | SBI証券 >> SBI証券のメリット・デメリットについて解説 |
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dカードまたは上記4つ以外のカード利用者 | マネックス証券 >> マネックス証券のメリット・デメリットについて解説 |
eMAXIS Slim 全世界株式とは?
eMAXIS Slim 全世界株式は、三菱UFJアセットマネジメントが運用する「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」という投資信託です。



「オルカン」とは、一般的にこの投資信託のことを指します。
全世界株価指数「ACWI」に連動するインデックスファンドで、先進国(23ヵ国)・新興国(24ヵ国)の株式約3,000銘柄で構成されています。


人気・知名度が高く、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the year」では5回連続(2019年〜2023年)で第1位に輝いています。
そんなオルカンは、強い国には多く投資して弱い国には少なく投資する「時価総額加重平均」を用いています。
現在は米国が全体の64.2%を占め、日本は5.0%、イギリスは3.3%となっていますが、新興国がさらに成長すれば比率は大きく変わります。
eMAXIS Slim 先進国株式とは?
名称 | eMAXIS Slim 先進国株式インデックス |
運用会社 | 三菱UFJアセットマネジメント |
分類 | インデックス |
目標とする指数 | MSCIコクサイ・インデックス |
純資産額 | 8,374億円 |
購入時手数料 | なし |
信託財産留保額 | なし |
信託報酬(手数料) | 0.09889% |
成長投資枠対象 | ◯ |
つみたて投資枠対象 | ◯ |
販売会社 | ネット証券、総合証券、銀行など |
eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは、三菱UFJアセットマネジメントが運用する投資信託です。
目標とする株価指数は「MSCIコクサイ・インデックス」であり、日本以外の先進国22ヵ国の株式約1,300銘柄で構成されています。


また、時価総額加重平均を用いているため、時価総額の高い企業ほど組み入れ比率が大きくなり、米国が約75%を占めます。
なお、構成国から日本が除かれているのは、MSCIコクサイ・インデックスが日本人投資家向けに作られた指標だからです。



日本の投資家が自国市場への投資を別途行うことを前提としている構成になっています。
日本を含めた先進国の株価指数として、「MSCIワールド・インデックス」があり、日本を含めた先進国の株式約1,600銘柄で構成されます。
eMAXIS Slim 全世界と先進国の比較
運用方法
eMAXIS Slim 全世界株式の場合、株式に直接投資します。


eMAXIS Slim 先進国株式インデックスも同様に、株式に直接投資します。


運用方法はどちらも同じです。
構成国
組入上位10ヵ国は以下のとおり。
全世界 | 先進国 | ||
---|---|---|---|
米国 | 63.4% | 米国 | 75.0% |
日本 | 4.8% | イギリス | 4.0% |
イギリス | 3.4% | カナダ | 3.2% |
カナダ | 2.7% | フランス | 3.0% |
フランス | 2.6% | スイス | 2.7% |
スイス | 2.2% | ドイツ | 2.6% |
ドイツ | 2.2% | オーストラリア | 1.8% |
ケイマン諸島 | 2.0% | オランダ | 1.1% |
インド | 1.9% | スウェーデン | 0.9% |
台湾 | 1.7% | スペイン | 0.8% |
eMAXIS Slim 先進国株式は日本を除いているので、米国の比率は10%ほど高いです。
なお、構成国から日本が除かれているのは、MSCIコクサイ・インデックスが日本人投資家向けに作られた指標だからです。



日本の投資家が自国市場への投資を別途行うことを前提としている構成になっています。
日本を含めた先進国の株価指数として、「MSCIワールド・インデックス」があり、日本を含めた先進国の株式約1,600銘柄で構成されます。
組入銘柄
組入上位10銘柄は以下のとおり。
オルカン | 先進国 | ||
---|---|---|---|
アップル | 4.2% | アップル | 5.0% |
エヌビディア | 3.5% | エヌビディア | 4.1% |
マイクロソフト | 3.5% | マイクロソフト | 4.1% |
アマゾン | 2.4% | アマゾン | 2.8% |
メタ・プラットフォームズ | 1.6% | メタ・プラットフォームズ | 1.9% |
アルファベット A | 1.4% | アルファベット A | 1.7% |
テスラ | 1.0% | テスラ | 1.2% |
ブロードコム | 1.0% | ブロードコム | 1.2% |
TSMC | 0.9% | バークシャー・ハサウェイ | 1.1% |
バークシャー・ハサウェイ | 0.9% | JPモルガン | 1.0% |
組入上位10銘柄はどちらもほぼ同じです。
純資産額
純資産総額は組み入れられている株式や債券など資産の時価総額のことで、投資信託の規模を表します。
純資産総額が多いほど多くの人から投資されていることを意味します。
全世界 | 先進国 |
5兆3846億円 | 8,374億円 |
純資産額はeMAXIS Slim 全世界株式の方が大きいです。
手数料
全世界 | 先進国 | |
購入時手数料 | 無料 | 無料 |
信託財産留保額 | 無料 | 無料 |
信託報酬 | 0.05775% | 0.09889% |
その他 | 0.03% | 0.02% |
実質コスト | 0.08775% | 0.11889% |
各手数料の詳細
【購入時手数料】
購入時手数料は、投資信託を購入する際に発生する手数料です。
この手数料は購入時に一括で支払うもので、販売会社によって設定された割合に基づいて計算されます。
購入時手数料は一般的にパーセンテージで表され、最近ではノーロードと呼ばれる購入時手数料が無料の投資信託も増えています。
【信託財産留保額】
信託財産保留額は、途中で投資信託を抜ける解約料のようなものです。
たとえば信託財産保留額0.3%の投資信託を1万円で売却したら、30円が差し引かれて9,970円が戻ってきます。
【信託報酬】
信託報酬は毎日発生し、投資信託の純資産から日割りで引かれる形になります。
例えば、信託報酬が年率1%の投資信託に10万円投資したら、信託報酬は以下のようになります。
【信託報酬が年率1%の投資信託に10万円投資した場合】
- 1年間で発生する信託報酬:約1,100円(10万円×1.0%+消費税)
- 毎日発生する信託報酬:約3円(1,100÷365+消費税)



この額が純資産から差し引かれます。
なお、信託報酬は自動的に差し引かれるため、投資家が直接支払うことはありません。
【その他】
購入時手数料や信託財産留保額、信託報酬以外の費用は「その他」に分類されます。



その他の費用は一定ではなく、時期や運用状況、市場の動向によって変動します。
また、その他の費用は「隠れコスト」とも呼ばれ、通常の購入時手数料や信託報酬とは異なり、表立って見えないことが多いです。
そのため、交付目論見書や交付運用報告書といった公式な書類を確認しなければ詳細を把握できない場合があります。
手数料はeMAXIS Slim 全世界株式の方が低いです。
リターン
全世界 | 先進国 | |
2018年 | -7.5% | -11.0% |
2019年 | 26.8% | 28.9% |
2020年 | 9.0% | 9.0% |
2021年 | 32.7% | 38.3% |
2022年 | -5.6% | -5.4% |
2023年 | 30.4% | 32.5% |
平均 | 14.3% | 15.4% |
リターンとは?
リターンとは、ある期間における増減率を示す指標です。
年リターンが3%であれば1年間で3%増加、年利リターンが-3%であれば3%減少したという意味です。
リターンはeMAXIS Slim 先進国株式インデックスの方が高いです。
新NISAの対象
つみたて投資枠 | 成長投資枠 | |
全世界 | ◯ | ◯ |
先進国 | ◯ | ◯ |
つみたて投資枠、成長投資枠とは?
新NISAでは、年間投資枠120万円の「つみたて投資枠」と年間投資枠240万円の「成長投資枠」が設けられています。
つみたて投資枠ではつみたて投資のみ行えますが、成長投資枠では一括投資とつみたて投資の両方が可能です。
そのため、つみたて投資に年間最大360万円あてることもできます。
なお、新NISAにおける非課税保有限度枠は1,800万円であり、最短5年で全ての枠を埋められます。
どちらもつみたて投資枠と成長投資枠の対象です。
eMAXIS Slim 全世界と先進国どっち?
eMAXIS Slim 全世界株式がおすすめ
eMAXIS Slim 全世界株式と先進国株式どっちかで迷ったら、eMAXIS Slim 全世界株式がおすすめです。
過去のパフォーマンスでは先進国株式が高いリターンを示しているものの、これはあくまで過去の実績にすぎません。
インドをはじめとした新興国は人口増加や経済成長の余地が大きく、eMAXIS Slim 全世界株式には新興国も含まれています。
先進国のみでは新興国の成長の恩恵を受けられませんが、新興国も組み入れることで成長する市場の利益を自然に取り込むことが可能です。
また、eMAXIS Slim 全世界株式は時価総額加重平均を採用しており、時価総額の高い企業がある国ほど割合が大きくなります。
これにより、将来的に新興国の企業が成長し、時価総額が拡大した際は自然に新興国の割合が増えるため、今後伸びる国を予想せずに済みます。
市場環境や各国の経済成長は予測困難なため、全世界に投資しておけば、今後の市場動向に合わせた柔軟なポートフォリオが形成されます。
eMAXIS Slim 先進国株式もあり
eMAXIS Slim 全世界株式がおすすめですが、以下のような場合はeMAXIS Slim 先進国株式を選ぶと良いでしょう。
- 日本や新興国に投資したくない
- 先進国や新興国の比率を自由に調整したい
日本や新興国に投資したくない
日本株や新興国株は、先進国株に比べてリターンが低くなりがちです。
以下のグラフでは、2013年12月末から2023年12月末までの10年間にわたる主要資産のリスクとリターンの関係が示されています。
(「外国株式」が先進国株式を示しています。)





日経平均やTOPIX、新興国株式よりもリターンは高いです。
新興国株式はハイリスク・ハイリターンが魅力的ですが、2013年〜2023年においては先進国株式のリターンを大きく下回っています。
日本株に関しても、少子高齢化によって生産年齢人口(15歳以上65歳未満)が大きく減少しており、今後の大きく成長することは考えにくいです。
全世界株式に含まれている日本と新興国の割合は約15%ほどですが、先進国だけの方が高いリターンが見込めるでしょう。
なお、eMAXIS Slim 先進国株式をはじめ、一般的に先進国株式に分類される投資信託には、日本株が含まれていません。
先進国株式に日本が含まれていない理由
先進国株式の連動対象である「MSCIコクサイ・インデックス」が日本人投資家向けに作られた指標だからです。
日本の投資家は、日本株を簡単に投資できる環境が整っています。
そのため、先進国株式から日本を除いたほうが、より使いやすいと考えられています。
先進国や新興国の比率を自由に調整したい
また、eMAXIS Slim 先進国株式を利用することで、先進国・新興国の割合を自由に調整できるというメリットが存在します。
先進国・新興国の割合を自由に調整するには、eMAXIS Slim 先進国株式とeMAXIS Slim 新興国株式を個別に組み合わせるという方法があります。
たとえば、よりリスクを抑えたい場合は先進国株式の比率を高め、逆に成長性を狙いたい場合は新興国株式の比率を上げることが可能です。
eMAXIS Slim 全世界と先進国両方はあり?
eMAXIS Slim 全世界株式とeMAXIS Slim 先進国株式の両方を保有するのはおすすめしません。
全世界株式の先進国比率は約90%、先進国株式は100%であり、どちらも先進国(特に米国)の割合が非常に大きく、重複する部分が多いです。
そのため、先進国株式も併せて保有した場合、全体として先進国(特に米国)への依存度がさらに高まり、分散効果が薄れてしまいます。
また、投資信託を複数保有すると、それに伴う信託報酬(手数料)も重複して発生するため、無駄なコスト負担が増えます。
こうしたコストが長期的に資産運用のパフォーマンスに影響を及ぼす可能性を考慮すると、いずれか一方に絞ることで効率良く運用ができるでしょう。
投資信託の買い方
投資信託の買い方は以下のとおり。
- 証券口座を開設する
- 投資信託を積立購入する
①証券口座を開設する
投資信託を購入するには証券口座を開設する必要があります。
多くのネット証券ではNISA口座での売買手数料が無料になったので、どの証券会社を選ぶかは利用するクレジットカードの種類で決めるのがおすすめです。
NISA口座(非課税口座)とは?
証券口座には課税口座(一般口座と特定口座)とNISA口座(非課税口座)があります。
課税口座で投資を行い利益を得たら20%の税金がかかりますが、NISA口座で投資を行えば税金がかかりません。
三井住友カード利用者 | SBI証券 >> SBI証券のメリット・デメリットについて解説 |
楽天カード利用者 | 楽天証券 >> 楽天証券のメリット・デメリットについて解説 |
au PAY カード、三菱UFJカード利用者 | 三菱UFJ eスマート証券 >> 三菱UFJ eスマート証券のメリット・デメリットについて解説 |
dカードまたは上記4つ以外のカード利用者 | マネックス証券 >> マネックス証券のメリット・デメリットについて解説 |



クレジットカードで投資信託を積立購入するとポイントが還元されます。
②投資信託を積立購入する
証券口座を開設したら投資信託を積立購入します。
つみたて投資枠、成長投資枠とは?
新NISAでは、年間投資枠120万円の「つみたて投資枠」と年間投資枠240万円の「成長投資枠」が設けられています。
つみたて投資枠ではつみたて投資のみ行えますが、成長投資枠では一括投資とつみたて投資の両方が可能です。
そのため、つみたて投資に年間最大360万円あてることもできます。
なお、新NISAにおける非課税保有限度枠は1,800万円であり、最短5年で全ての枠を埋められます。
eMAXIS Slim 全世界と先進国に関するQ&A


eMAXIS Slim 全世界株式だけでいい?
シンプルかつ効率良く投資したいのであれば、オルカンだけで十分です。
オルカンは、先進国23ヵ国と新興国24ヵ国の株式約3,000銘柄で構成され、全世界の株式市場の約85%をカバーしています。
この広範な分散投資は、特定の国や地域の経済動向に左右されにくく、安定的なリターンを期待できる仕組みとなっています。
また、オルカンは時価総額加重平均を採用しており、時価総額が大きい企業ほど組み入れ比率が高くなるため、世界経済の成長が自動的に反映されます。
現在の構成比率は先進国が9割を占め、新興国は1割程度となっていますが、新興国が成長すれば自然とその比率が変わます。
したがって、オルカンだけへの投資はシンプルさと効率性を兼ね備えた投資戦略であり、多くの投資家にとって理想的な選択肢の1つと言えるでしょう。
詳しくは「オルカンだけでいい?集中投資するリスクと対策について解説」をご覧ください。
先進国株式とS&P500どっち?
リスクを抑えたいなら先進国株式、高いリターンを狙いないならS&P500がおすすめです。
先進国株式は、日本を除く先進国22カ国の株式で構成されており、米国だけでなく、欧州やオーストラリアなどの地域の企業も含まれています。
米国以外の先進国にまで投資対象を広げることで、米国市場が一時的に停滞した場合でも、他の地域の経済成長によって全体のリスクを低減することが可能です。
また、先進国全体の経済が安定しているため、特定の新興国のように急激な成長は見込めないものの、長期的な視点で見た安定的なリターンを期待できます。
一方、S&P500の特徴は、100%米国株で構成されていることで、イノベーションを生む企業が多く存在するため、今後も成長が期待されています。
米国市場は世界経済において大きな影響力を持っているため、S&P500への投資は、長期的に高いリターンを狙いたい人にとって魅力的な選択肢となります。
詳しくは「【徹底比較】eMAXIS Slim 先進国株式とS&P500どっち?」をご覧ください。
新興国株式はおすすめしない?
新興国の成長に期待し、その割合を柔軟に調整したい場合、新興国株式は有効な選択肢となるでしょう。
オルカンなどの全世界株式では、先進国と新興国を含めた47の地域にわたる株式約3,000銘柄に分散投資を行えます。
さらに、全世界株式では時価総額加重平均が採用されており、時価総額が大きい企業ほど組み入れ比率が高くなる仕組みが導入されています。
そのため、新興国の株式が成長し、時価総額が拡大すればするほど、全世界株式内での新興国の組み入れ比率も自然と大きくなります。
一方で、新興国株式には、新興国の割合を自分の投資方針に応じて柔軟に調整できるという大きなメリットがあります。
新興国は今後、人口増加が続くことが予想されており、これに伴って経済も着実に成長する可能性が高いとされています。
このような成長ポテンシャルを取り込みたい場合、新興国株式の比率を調整することで、自分に合ったリスクとリターンのバランスを図ることができるでしょう。
詳しくは「新興国株式はおすすめしないと言われる理由は?やめといた方がいい?」をご覧ください。
まとめ
今回はeMAXIS Slim 全世界株式と先進国株式どっちに投資すべきかについて解説しました。
- eMAXIS Slim 全世界株式とは?
- eMAXIS Slim 先進国株式とは?
- eMAXIS Slim 全世界と先進国の比較
- eMAXIS Slim 全世界と先進国どっち?
- eMAXIS Slim 全世界と先進国両方はあり?
- 投資信託の買い方
- eMAXIS Slim 全世界と先進国に関するQ&A
eMAXIS Slim 全世界株式と先進国株式どっちかで迷ったら、eMAXIS Slim 全世界株式がおすすめです。
インドをはじめとした新興国は人口増加や経済成長の余地が大きく、eMAXIS Slim 全世界株式には新興国も含まれています。
また、eMAXIS Slim 全世界株式は時価総額加重平均を採用しており、時価総額の高い企業がある国ほど割合が大きくなります。
市場環境や各国の経済成長は予測困難なため、全世界に投資しておけば、今後の市場動向に合わせた柔軟なポートフォリオが形成されます。
ただ、「日本や新興国に投資したくない」「先進国・新興国の割合を調整したい」、という場合はeMAXIS Slim 先進国株式を選ぶと良いでしょう。
なお、eMAXIS Slim 全世界株式やeMAXIS Slim 先進国株式に投資するには証券口座を開設する必要があります。
まだ口座を開設していない方はこれを機に開設しておきましょう。
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